2005-06-15 第162回国会 衆議院 農林水産委員会 第20号
○川上委員 大臣、この地元の関係の四市一町、これが、二堤防開削につきまして開削を強く要請を求められましたら、地元の関係市、中海圏というんですけれども、そのことについて強い要請がありましたら、大臣はどのように対応されるお考えでしょうか。
○川上委員 大臣、この地元の関係の四市一町、これが、二堤防開削につきまして開削を強く要請を求められましたら、地元の関係市、中海圏というんですけれども、そのことについて強い要請がありましたら、大臣はどのように対応されるお考えでしょうか。
その強い要請があれば、堤防開削も、湖面利用ということで、漁業振興ということで開削は可能になるというふうな御答弁だと思いますが、どうでしょうか。
○川上委員 水質と水位がほとんど変わらないということでありましたら、要するに堤防開削は不必要と結論づけるということになりますか、どうでしょうか。
だから、土地改良事業に新しく堤防開削というものが項目として載る理由づけになるかどうかということを質問しているんです。はっきり答えてもらわなきゃ困るんですよ。 それともう一つ、西部承水路堤というのを要するに今の事業の中で完全撤去をするという話があるでしょう。
これは、先般開かれました中海協議会で、鳥取、島根、両県から御要請があったわけでございますけれども、本庄工区の堤防開削が、中海の水位でありますとか、あるいは水質、また潮流の流れ、こういったものにどういう影響があるかどうかということを確認するためのシミュレーションということでございます。
そして、中国四国農政局におきまして、堤防開削に関する新しいシミュレーションに実は今取り組んでいるところでございます。 今後、中海に関する協議会におきまして、堤防開削の取り扱いを含めて、中海に関する諸問題について精力的に協議をして、解決に向けて努力をしていきたい、このように思っているところでございます。
中海につきましては、今、計画変更の手続を終わりまして、その後の状況でございますが、その取り扱いにつきましては、中海に関する協議会、今先生の御質問の中にもございましたけれども、これは、鳥取、島根両県と国土交通省、それから農林水産省、四者で構成をされておりまして、中海の水質を初めといたします環境改善についても協議するということになっておりまして、今お尋ねの堤防開削の取り扱いもこの中に含まれるというふうに
○川上委員 要するに、堤防開削ということを議論するということにやぶさかではないということなんでしょうね。そういうことなんでしょう。明快に言ってもらわないと困る。
○川上委員 開削の問題を議論するという答弁をいただきましたが、これはあくまでも基本の問題なんですけれども、仮に、鳥取、島根両県が本庄工区の堤防開削について合意をした場合、これは基本的な話なんですけれども、協議会の中の中身の問題もあるだろうと思いますが、堤防開削を合意した場合は、基本的に農水省としては、地元の合意ですから、当然受けざるを得ないと私は思うわけでありますが、その際の農水省の対応はどうでしょうか
その際、大島大臣が、事後処理の中に堤防開削の問題があることは承知している、両県に任せる話ではないので、国としても努力をしたい、そういう発言をされていますが、最後に農水大臣の見解をお聞きしたいと思います。
これは、堤防開削により、水の流れる範囲が広がったり、いろいろな向きに水が流れる、そういうことによって被害をより防げると私は思うのですが、国交省の考えはどうでしょうか。
一方、中海に関します協議会では、堤防開削によります水質や治水への影響について検討すべきとの指摘を受けて、本庄工区検討委員会で用いられましたシミュレーションモデルにより検討を行ったものでありまして、中海の水質や治水にほとんど影響がないとの結果を報告いたしております。 このように、本庄工区水産調査専門委員会におきます検討と中海に関する協議会におきます検討は、その前提が異なるものとなっております。
また、堤防開削に加えまして、中浦水門の操作を行うことについても検討を行っておりますが、本庄工区検討委員会の報告によりますと、中海全域の貧酸素対策に一定の効果があるものの、漁業や生態系に及ぼす影響の把握、費用負担を含めた維持管理上の課題、関係機関との調整など広範な課題を抱えていることを十分認識しておくことが必要だというふうな指摘もなされております。
それから、その場で、先生これも御指摘のとおり、堤防開削の議論もされております。その中で、調査をどうしようというようなことも、煮詰まった形ではありませんけれども、テーマには上がってきておりますし、我が方としても、既に本庄工区検討委員会、これは数年前に行いました。
その中には、堤防ができたために閉鎖水域になっているところ、堤防開削の要求も当然あることを含んでおります。 二つ目に、四十年に及ぶ中海土地改良事業の歴史は、今後の中海・宍道湖の賢明な利用にも、また全国の公共事業の改善、改革にも生かされる必要がある。
治水上も水質上も、やはり堤防開削というのは必要だと思うのですね。 大臣も、この中海干拓事業で本庄工区が中止になったのは、大きな話題になりましたから御存じだと思うのです。中止されれば環境がよくなるとだれもが思っていたにもかかわらず、いまだに事態は変わっておりません。
三、本庄工区の堤防開削について。大海崎堤、森山堤の取り扱いについては、今後、淡水化事業の中止等状況に変化があった場合には、地域の意見を十分に尊重し、河川管理者として適切に対処する。 以上であります。
中海につながる宍道湖では、ここ数年水質悪化が進行して、住民から堤防開削の声が強く上がっているようです。水質保全の立場から、本庄工区の堤防開削という意見をどう考えておられますのでしょうか。また、堤防開削と中浦水門の操作を組み合わせたシミュレーションでは、中海の貧酸素水塊が移動して水質改善がされるという結果が出ているということですが、これについてはどうでしょうか。
○渡辺政府参考人 二つございましたので、まず堤防開削の問題からお答えをいたします。 本庄工区検討委員会では、ケースを二つ設けまして、一つは堤防開削をして本庄工区を水産利用する場合、それから二つ目には開削をしないで農業をする場合、この二つのケースについて水質の予測結果を出しましてこれを議論したわけでございます。
これは、今回の調査の目的である中海の水産振興の可能性を探るためには実際に堤防開削を行うことが必要でありますし、また事業の影響調査をする上で淡水化が前提かどうかということによって調査内容と結果が全く異なってしまう、淡水化という問題を留保したままでは、事業の一部分の干陸を評価するのはおかしいからである、こういうことだと思います。
農林水産省といたしましては、この堤防開削と淡水化の中止の問題につきましては、事業の最終的な取り扱いと密接に関連をしておりますので、調査の結果や地域の意向などを踏まえまして総合的に判断をすべきではないかというふうに考えておりまして、こういう考えを今までも御説明申し上げてきているところでございます。